風俗・出会い系ブログを運営する身として性病検査は必須と考え、「毎年」定期的にHIV・梅毒・クラミジアの検査を受けています。検査を受ける度に追記・更新しているのでぜひご覧ください。
HIV検査を受けてきました…!
ずっと不安だった「もしかしたら…」というこの気持ち。一度でも女性とSEXした経験のある人なら分かるはず!
私自身、エッチの後に発熱したり、コンドームなしでSEXしまくった経験はないものの、出会い系サイトで女の子とワンナイトを繰り返したり、ピンサロやデリヘルやリフレやあらゆるジャンルの風俗店で遊びまくった経験はあります(現在進行形で)。
「いや、俺は大丈夫でしょ?大丈夫なはず、たぶん大丈夫…だよね?」
そう、この不安から解放される方法は、実際にHIV検査をして確かめてみる以外ありません…!
というわけでこの記事では、
東京の病院・保健所でHIV検査をしてきた体験談
をご紹介します。
「もしかしたら…」で悩む全ての人に捧げます。この記事を読んだら、すぐに予約してHIV検査を受けにいきましょう…!
いま、HIVでは死にません!?早期発見・早期治療で死なない病気に
以前、泌尿器科の先生から、
「今、学校でHIVの啓発活動は少なくなってきてるよ」「HIVは死ぬ病気じゃなくなったからね」
と教えてもらいました。
そういえば、矢口が中高生だった2000年前後、HIVやエイズの啓発授業が定期的にあり、DVDを見せられたり感想を書かされたりしたことをよく覚えています。
しかし今、有効な治療薬が開発されたことで「HIV感染=死」ではなくなり、平均寿命と変わらないくらい長生きできるようになったそうです。
ただしそのための条件は、「早期発見・早期治療」を行うこと。早い時点で治療を行えば、HIVに感染してもエイズ発症(指定された23の感染症を発症すること)を抑えることができるそうです。
つまり、HIV検査を受けて早く感染に気付くことができれば、エイズで死ぬことはないというわけです。
2020年3月、世界で2例目のHIV完治がイギリスで報告されたそうです。骨髄幹細胞移植という一般的に広く適用できる治療法ではないそうですが今後の展開が期待されます。
HIV検査の料金相場は?保健所なら無料、病院・クリニックなら5千円~1万円(保険適用外)
そんなHIV検査は「病院」あるいは「保健所」で受けることが出来ます。
料金はそれぞれ以下の通り。どちらも匿名で受けることができます。
保健所:無料
病院・クリニック:5,000円~10,000円(保険適用不可)
保健所は無料で受けられる代わりに、曜日指定・時間指定があり、結果も郵送ではなく現地に聞きに行く必要があります。
病院やクリニックは、料金が掛かる代わりに、予約なしの当日でもいつでも受検することができ、結果もその場やメールで教えてもらえることが多いです。
そのため時間の融通が利く人は保健所へ、忙しくてHIV検査のために時間を自由に取れないという人は病院へ行くのがおすすめです。
保健所は「HIV検査・相談マップ」で調べるのがおすすめ
病院やクリニックで受ける人は「HIV検査 地名 病院」等でGoogle検索してほしいのですが、保健所を探す場合は「HIV検査・相談マップ」がおすすめです(矢口も初めて保健所で検査したときはこのサイトを使いました。)。
HIV検査が受けられる保健所を「即日検査」「土日検査」「夜間検査」「予約不要」「梅毒検査」など、細かな条件指定で探すことが出来ます。
また、検査日時や検査の詳細な流れや予約方法などが詳しく書かれているので、保健所を探すなら「HIV検査・相談マップ」を使うのが一番便利です。
HIV検査を受けた保健所・病院の一覧
矢口がHIV検査を受けた保健所・病院の一覧です。
東京の保健所であれば、HIV検査を「毎日」実施していて、電話ではなく「ネット」から予約のできる「南新宿検査相談室」がおすすめです。
HIV検査を月に数回しか実施していない保健所が多い中、南新宿検査相談室は土日を含めた毎日実施してくれているという素晴らしい保健所です。
※上記、HIV検査を受けるたびに追記していきます。
【2017年6月】新宿区保健所でのHIV検査体験
保健所なら匿名&無料!新宿区保健所にHIV検査の予約をしてみる
ここから、実際にHIV検査を受けてきた体験談をご紹介します。
初めてのHIV検査なので「無料」&「匿名」がいいと思って、1回目は保健所でのHIV検査を選択しました。
「HIV検査相談マップ」を使い、都心の大きい保健所を探した結果、「新宿区保健所」がヒット。
さっそく電話予約してみます。
物腰柔らかそうな女性スタッフが出て、検査日時や検査方法について詳しく教えてくれました。
最初に、
「危険行為から3カ月経過していますか?」
と確認されました。
よく言われていますが、検査でHIVの抗体を検出できるようになるまで「最低3カ月」かかります。
どうしても我慢できず、1カ月~2カ月と短い期間で知りたい場合は、「NAT検査(核酸増幅検査)」という検査を受けると危険行為から2週間ほどでも結果が分かるそうです。
ちなみに矢口の場合、クラミジアに感染したのが2017年1月なので経過期間は約5カ月になります。
新宿区保健所は、HIV検査を月に2回、木曜日に実施しています。
検査は「匿名」で受けるため、このとき『検査予約番号』を伝えられます。
しっかりメモしておきましょう。
新宿区保健所内の様子は?半数が外国人!?
というわけで検査日当日、新宿に到着しました。
西武新宿駅のすぐ側にある「新宿都税事務所」の建物の1階に保健所が入っています。
入ってすぐの受付で予約番号を伝えると、「性別」「年齢」などを記入する用紙を手渡されます。
ちなみに匿名性のため、名前や住所等を記入する箇所はありません。
矢口が訪れたのは平日のお昼過ぎだったのですが、すでに30~40人の検査を待つ人々が…。
しかも驚くべきことに、半数ほどが外国人…!
新宿でこんなに外国人が集まっている場所なんて、歌舞伎町のロボットレストラン前しか矢口は知りません(笑)。
先進国で日本だけが唯一HIV患者が増えていると言われていますが、HIV検査への意識が外国人の方が高いということでしょうか。
また男女比ですが8割が男性。
中には「ゲイカップル」であろうペアも何組か見掛けました。
年齢は20~30代が中心ですが、40~50代であろうおじさんも何人かいました。
HIV検査前の保健師とのカウンセリング
40分ほど待って番号が呼ばれました。
部屋の中に入ると、20代前半くらいの小柄な女性保健師が待っていました。
机を挟んで座るように言われ、さっそくカウンセリングが開始。
今まで検査を受けた経験はありますか?
今回検査を受けようと思った理由は何ですか?
パートナーはいますか?
パートナーは男性ですか?女性ですか?
性行為のときコンドームは使用しますか?
といったことを聞かれました。
パートナーの性別を聞かれるのは、おそらく保健所くらいでしょう^^;
また、カウンセリングでHIV検査以外に、「梅毒」「クラミジア」「B型肝炎ウイルス」の検査もするかどうか尋ねられます。
クラミジアは尿検査で、その他の検査は採血のとき少し多めに血を採ることで検査できます。
どうせだったので、全部の検査をしてもらうことにしました。
人生初のHIV・梅毒・クラミジア・B型肝炎ウイルス検査へ
5分ほどのカウンセリングが終わると、すぐに別室に移され検査開始です。
矢口の場合、クラミジア検査も希望していたので尿検査用のカップを渡され、先にトイレで検尿を行いました。
トイレでコンドームが無料配布されていました↓。
検尿を済ませ、採血の部屋へ移動。
採血を行う看護師さんは2人いて、順番になると番号で呼ばれます(匿名のため)。
看護師さんは流れ作業的にドンドン採血していくのですが、「何番!」「何番!」と呼ぶため、刑務所の囚人の気持ちを少し味わえます(笑)。
採決が終わった後、5分ほど外のソファで止血し、血が止まったタイミングで帰ってOKです。
結局、保健所でのHIV検査にかかった時間は1時間弱でした。
帰り際にパンフレットをたくさんもらいました↓。
HIV検査の結果はいかに!?
そして、検査結果が分かるのは1週間後…。
1週間後に行けない場合、次は3週間後になります。
矢口はこれを忘れていて、2週間後に行こうと思ったら開いておらず、さらに1週間長く不安を感じながら過ごすはめに…。
大学受験の後、受かる夢と落ちる夢を交互に見た矢口ですが、このときも検査結果が「陰性」になる夢と「陽性」になる夢の両方を見て苦しみました^^;
99.9%大丈夫だろうと思いつつも、やはりヤルことをヤッている以上、どうしても不安が残ります。
そして3週間後、いよいよ保健所へ。
このとき検査日に渡される「検査申込書」の控えが必要なので忘れないようにしましょう(これがないと検査結果を教えてもらえません)。
受付を済ませ、ソファで番号が呼ばれるのを待ちます。
他人の番号が呼ばれるたびに、ドキッと心臓が高鳴ります(笑)。
そして30分ほど待って、ついに番号が呼ばれました。
今度は年配の保健師さんで、カウンセリング時と同様、机を挟んで座るよう指示されました。
座るや否や、検査申込書の控えと検査結果の用紙を取り出し…。
…
…
…
「HIV、梅毒、クラミジア、B型肝炎ウイルス、すべて陰性でした」
…
…
…
ε-(´∀`*)ホッ
「今回は陰性でしたが、今後コンドームの正しい利用を心がけてください」
と言われ、これにてHIV検査のすべてが完了。
保健所でも検査結果の用紙をもらえるところがあるようですが、矢口の行った新宿区保健所は口頭での通知のみでした。
ブログ的にほしかったのですが…(笑)。
しかし何はともあれ安心しました^^;
保健所での検査方法も一通り分かったので、今後定期的に検査していこうと思います。
快適な出会い系サイト・風俗ライフを送るために…(笑)!
【関連記事】「性病エイズ(HIV)検査を府中保健所で受けてきた!【助兵衛.com】」
【2018年8月】南新宿検査相談室でのHIV検査体験
人生2度目のHIV検査!南新宿検査相談室にネット予約をする
人生初めてのHIV検査を受けてから丸一年が経過しました。
というわけで、今年もHIV検査を受けていこうと思います(今後毎年受けてブログに書いていく予定です)。
今年も「保健所」で検査する予定です。
なんといっても保健所は、
「無料」
ですからね…(笑)!
これが病院やクリニックに行くと、5,000円前後の検査費用がかかります(保険も効きません)。
前回は新宿の保健所を利用したので、今回は「池袋」の保健所を考えてたのですが…。
電話してみたところ、
「今月はもう予約がいっぱいです」
と来月の予約か別の保健所での予約を勧められました。
「新宿区保健所」は月に2回検査を実施していましたが、「池袋区役所」は月に1回しか検査を実施していないようです。
しかし今から1カ月待つのも気持ち悪いので、今月中に検査できるところを調べたところ…。
なんとHIV検査を『毎日』実施している保健所を発見…!
それが今回の「南新宿検査相談室」です。
前回と同じ新宿ではありますが、
「ほぼ毎日検査を実施している」「ネットからカンタンに申し込みできる」
点から、今回はここでお世話になることに。
さっそく最短の2週間後の平日に予約を入れました。
予約をすると、「受付時提示画面」のリンクの貼られたメールが送られてくるので確認しておきましょう。
保健所で人生2回目のHIV検査・梅毒検査を受けてきた
というわけで検査当日…!
「南新宿検査相談室」の住所は一応渋谷区となっていますが、新宿駅南口から徒歩3分のほぼ新宿にあります。
保健所の入る「東京南新宿ビル」に到着しました。
エレベーターに乗って3階へ向かいます。
室内は、クリニックのような綺麗で物静かな雰囲気。
被検者も大学生やサラリーマンなどのいたって普通の人たち、それも2,3人。
前回訪れた「新宿区保健所」は、数十人の外国人たちがピリピリした雰囲気で待っていたので、保健所でも場所によってかなり雰囲気が異なるようです^^;
受付で予約番号の書かれた「受付提示画面」を見せると、
「では、この検査申込書とアンケートをご記入ください」
と言われ、申込用紙を手渡されました。
名前や住所などの個人情報の記入欄はなく、書くのは「4桁の番号」「性別」「年齢」だけ。
アンケートは、「エイズ検査の経験の有無」「検査を受けたきっかけ」を選択肢の中から選ぶようになっていました。
記入後、受付に提出。
前回は呼ばれるのに40分ほどかかりましたが、今回は僅か5分で呼ばれました(待っている人も矢口以外いなかったので)。
診察室では、白衣を着たおばちゃんが流れ作業のように早口でエイズ検査の流れについて説明してくれました。
HIV感染が分かるのは行為から2カ月後
梅毒感染が分かるのは行為から1カ月後
だそうです。
また、南新宿検査相談室で行っているのは「HIV検査」と「梅毒検査」のみで、クラミジアや淋菌などの検査は「エイズ予防月間」などの特別な時期にしかやっていないそうです。
5分ほどの説明を聞いた後、その奥にある部屋へ案内されて血液検査。
番号の確認をされた後、すぐに片腕を出して採血されます。
あっという間に血を抜かれ、
「5分ほど押さえて血が止まったら絆創膏を貼ってください」
と言われて、待合室で血が止まるまで待てば、これで検査終了です。
前回は1時間以上かかったHIV検査でしたが、今回は僅か20分でサクッと終わりました。
前回が長かった分、今回は、
「え、もう終わり…?」
という感じでした(笑)。
HIV検査(2回目)の結果はいかに…!?
そして検査結果が分かる1週間後…。
再び、新宿の地にやって来ました。
結果告知日は、いくつかの日付の中から選ぶことができ、矢口は最短の1週間後に設定しました。
検査日に渡される「検査申込書の控え」が必要なので、忘れないように持参しましょう(これがないと検査結果を教えてもらえません)。
受付で控えを見せると、番号札を手渡されます。
結果を聞きにきていたのは矢口だけだったらしく、ソファに座る間もなく番号を呼ばれました。
診察室のドアを開けると、白衣を着た医者(?)が待っていました。
着席すると、医者がファイルをゴソゴソと取り出し…。
前回は、着席後すぐに「陰性でした」と告知されたのですが、今回はえらくのんびりとした動作でファイルをめくっています。
「まずは番号の確認をお願いします」
と言われ、控えに書かれた番号と照らし合わせます。
そして、
「こちらが結果です」
と差し出された用紙には…。
…
…
…
HIV:(-)
梅毒:(-)
…
…
…
「この通り、どちらも陰性です」
…
…
…
ε-(´∀`*)ホッ
HIV検査の告知の瞬間は、やはり緊張しますね。
しかも今回はすぐに「陰性です」と告げられなかったため、余計ドキドキしました(笑)。
あと、「(-)」という表記にも慣れていないので、「陰性です」とはっきり言ってもらった方が安心します。
告知の瞬間は、僅か数秒間が永遠のようにも感じるので(笑)。
ここも新宿区保健所と同じく、口頭による告知のみで結果の書かれた用紙などはもらえませんでした。
その後、
「質問がなければ隣の部屋へどうぞ」
と案内され、次の部屋へ向かいます。
もう「陰性」と分かったので、怖いものはありません(笑)。
次の部屋にも白衣を着たおじいちゃん先生が待っていて、ここでは「HIVの感染経路」や「最近梅毒が増加傾向にあること」を説明されました。
最後は、アンケートを記入して終わり。
トータル15分も掛かりませんでした。
梅毒・エイズについて
ちなみに今回、先生から梅毒について詳しく教えてもらったので少しだけまとめます。
梅毒は治る病気だが、梅毒に感染しているとHIVの感染リスクが高まる
梅毒は感染しやすい上、自覚症状も少ない(第1期・第2期と症状が出たり消えたりする)
感染すると性器や口にできもの・ただれ・しこりができる(症状が出ない場合もある)
何年も放置すると脳や目や神経にも症状が出始める
コンドームの利用で予防できる
クラミジアのように治る病気ではあるものの、HIVへの感染リスクが高まるというのは怖いですね。
ちなみに矢口が学生だった頃は、HIVやエイズについての危険性を学校でしつこいくらいに教えられましたが、最近は啓蒙活動も落ち着いているそうです。
その理由は、ここ数年でエイズが「死に至る病」ではなくなったから…!
完治には至っていませんが、適切な治療を受けて服薬を続けることで、以前のような必ず死ぬ病気ではなくなったそうです。
しかし、HIV感染からエイズ発症までのあいだに治療を受けることが重要なので、そのためにもやはり、定期的にHIV検査を受けることが大事ですね…(啓蒙活動)!
次はまた来年受ける予定です。
【2019年5月】世田谷保健福祉センターでのHIV検査体験
毎週木曜にHIV検査を実施!予約不要&世田谷区民以外でもOK
はい、毎年恒例の「HIV検査」に行ってきました…!
HIV検査を受けるのもこれで3度目です。さすがにもう結構慣れてきました(笑)。
今回検査を受けたのは、世田谷区にある「世田谷保健福祉センター」です。
月に1~2回のみ実施という保健所が多い中、世田谷保健福祉センターはなんと「毎週」検査を実施してくれています(去年検査した南新宿検査相談室は毎日しています)。
そんな世田谷保健福祉センターの特徴は、以下の通り。
毎週木曜日(9:30~10:30)に実施
予約不要
世田谷区民以外も検査可
検査項目はHIV、梅毒、クラミジア抗原
特に、予約がいらずクラミジアの検査までやってくれるところが嬉しいですね。
午前中で終わるので、サラリーマンなどは午前休をとってサクッと検査することも可能です。
最寄り駅は松陰神社前駅!東急世田谷線に乗って世田谷合同庁舎へ
世田谷保健福祉センターがあるのは、東急世田谷線の「松陰神社前駅」です。
東急世田谷線に初めて乗りましたが、2両編成のレトロ感ある路面電車でした。こんな電車が東京都内にあったんですね。
駅から徒歩1分の場所に世田谷保健福祉センター(健康づくり課分室)の入る「世田谷合同庁舎」があります。
入口から入るとすぐ左手が「世田谷保健福祉センター」です。
検査時間は9時30分~10時30分のため、この1時間以内に訪れる必要があります。矢口が訪れたのは10時過ぎ。
受診者は15~20人。20代の若い男女~50代程のおじさんまで幅広い年齢層の受診者がいました。
受付で渡された検査申込書に「仮のお名前」「年代」を記入します(性別は任意)。
待合室では記入した仮のお名前ではなく、事前に記入されている「検体番号」で呼ばれます。
待っているあいだは手渡されたアンケート(HIV検査前確認事項)に回答します。
内容は、
HIV検査を受けた経験
HIV検査を受ける理由
性行為の相手の性別
梅毒やクラミジアの感染経験
などです。
尿検査&血液検査は30分で終了!コンドームをたくさんプレゼントされる
番号を呼ばれカウンセリングルームへ。
50代くらいの優しそうなおばちゃんが丁寧に検査内容を説明してくれます。
(世田谷区という土地柄なのか、世田谷保健福祉センターの職員さんは皆とても親切で丁寧でした)
今回が3回目なこと・毎年受けていることを伝えると、詳細な説明は割愛。
最後にHIV関連のパンフレットやコンドームが置いてあったので、
「これもらってもいいですか?」
と言って記念にもらいました。
コンドームを選んでいると、
「1個でいいんですか?いっぱい持って帰ってくださいね」
と笑顔でコンドームをたくさんプレゼントされるという初めての体験をしました(笑)。
その後、渡された尿検査用のコップを持って採尿室(トイレ)へ。
世田谷区のHPにも書かれていますが、おしっこをしてから1時間以上置いて受検するようにしましょう。
おしっこの入った紙コップをトイレ内にある窓口に置いて尿検査は終了。これでクラミジアの感染有無が分かります。
その後、待合室で待っていると5分ほどで番号を呼ばれ採血室へ。
こちらも明るく親しみやすい職員さん・看護師さんたちでした。
採血時に、
「朝ご飯食べましたか?」
と聞かれ、食べてない旨を伝えると食べた方が血の巡りがよくなって血管が浮き出て採血しやすくなるのだそう。食べないにしても寝起きは軽い脱水症状になっているので水分を多めに摂った方が良いそうです。
採血終了後、待合室に戻って5分ほど採血部位を押さえて血が止まったら帰ってOKです。
1週間後の木曜日に本人控えの紙を持って検査結果を聞きに行きます。
HIV・梅毒・クラミジアの検査結果はいかに…?
というわけでその1週間後の木曜日…。
再び世田谷区にやって来ました。
「本人控」がないと結果を教えてもらえないので、忘れないように持参しましょう。
同じく10時過ぎに到着したところ、待合室には20人ほどの受検者の姿が。
受付を済ませソファに座ろうとすると、
「○番の方~」
とすぐに番号が呼ばれました。
診察室に入ると、30歳ほどの若い女医さんに三脚イスに座るよう促されました。
番号札を手渡すと、
「○番で間違いないですね?」
と検査結果用紙に書かれた番号を確認された後、
…
…
…
「HIVが陰性、梅毒が陰性、クラミジアが陰性で、全て陰性の結果でした」
…
…
…
ε-(´∀`*)ホッ
用紙の下に書かれた「(-)」の結果を示しながら伝えられました。
去年の新宿の先生のときはやけにゆっくりしたモーションで告知され、無駄に緊張しましたが、今回はイスに座るや否や即座に告知されたので緊張する間もなく終わりホッとしました。
「その他、何か気になることはありますか?」
「なければ以上です」
と、告知は1分かからずに終了。
世田谷保健福祉センターの滞在時間も5分なかった気がします(通勤ラッシュの電車を乗り継いで片道50分かけて来たというのにw)。
ここも残念ながら、検査結果用紙の発行はなし。来年あたりは検査結果を発行してもらえるところを選んで行ってみようと思います。
世田谷保健福祉センターは検査時間が朝の9時半から10時半と早いのがネックですが、毎週検査を実施しているので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
今後も健全にエロを楽しんでいこうと思います…(笑)!
【2020年3月】新宿東口クリニックでのHIV検査体験
人生初の病院(クリニック)でHIV検査を受けてきた
今年も恒例の「HIV検査」を受けてきました。
4回目にもなると年が変わったタイミングで「今年も検査受けないとな~」と思うようになってきました(笑)。
これまで1~3回目まですべて無料の「保健所」で検査してきたのですが、今年は初めての「病院」で検査してみたいと思います…!
病院でHIV検査を受けるメリットは、
予約不要
曜日指定・時間指定がなく病院が開いている時間ならいつでもOK
検査結果をその場で教えてもらえる(2回行く必要がない)
梅毒、B型肝炎、クラミジア、淋菌なども必要であれば検査可能
など…。
デメリットは唯一、
お金がかかる(5,000円~10,000円)
ということですね(しかも保険適用外)。
さらに調べてみたところ、「診断書・証明書」の発行に5,000円前後のお金を取る病院も多く、今回は発行にお金のかからない病院を選択しました。
というわけで、今回選んだのは「新宿東口クリニック」です。
内科、皮膚科、アレルギー科に対応していて、その他、HIV検査を始めとした性病検査やED薬、AGA薬にも対応しています。
プチブライダルチェックでHIV、梅毒、B型肝炎、クラミジアを検査する
HIV検査単体であれば5,000円で受けられる様子。
その他、クラミジアやヘルペス、カンジタ、トリコモナス、淋病などそれぞれ3,000円で受けられるようです。
なんだか風俗店でオプションをつけるみたいですね(笑)。
「HIVとクラミジアの2つにしようかな…」と思っていると、
ブライダルチェック(HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、クラミジア、淋病):20,000円
プチブライダルチェック(HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア):10,000円
のお得なパックがあるのを発見。
これなんてまさしく店舗型リフレのオプションし放題じゃないですか(笑)。
ブライダルチェックの20,000円はちょっと高いので、今回はプチブライダルチェックで検査することにしました。
性病検査やブライダルチェックを受けにきている人は少数派
というわけで平日のお昼過ぎ、新宿に到着しました。
新宿東口クリニックは、新宿駅東口を出てすぐの場所にあります。アルタ横にあるグッチの入った建物(新宿M-SQUARE)の10階です。
午後の診察時間開始の15時ジャストに訪れたのですが、すでに患者が6人も入っていました。
新宿東口クリニックは内科も兼ねているため、季節柄風邪っぽい症状をした人も複数いました(ちなみに待合室で見ていた限り、性病検査に訪れていたのは矢口くらいでしたw)。
受付で、
「プチブライダルチェックを受けに来ました…(小声)」
と伝えると、緑のクリップボードに挟まった問診票を手渡されました。どうやら症状によってクリップボードの色が違うようです。
名前(匿名可)
年齢
性別
国籍
採血前のカウンセリングの希望有無
検査結果の伝え方(再来院・メール)
を記入して提出。
採血前のカウンセリングは不要にチェックを入れたので、5分ほどして診察室の隣の部屋に呼ばれて採血。
血を抜かれながら、
「この後、検尿ですか?」
と聞いてみると、
「いえ、採血だけですよ」
と教えてもらいました。
てっきりクラミジアは検尿での検査のみかと思っていたのですが、採血だけでも検査できるようです(ちなみにクラミジアに感染していると、おしっこの中に白い浮遊物が混じっています。泌尿器科で検尿したときの経験からw)。
せっかく前日のオナニーを控え、おしっこも貯めていったのに無駄に終わりました(笑)。
HIV検査の結果告知はわずか15分後!即日検査が便利すぎる
採血が終わると、「検査日」「ID」「名前」の書かれた小さな紙を渡され、病院のメールアドレスにこの3つを書いてメールするよう言われました。
送られてきたメールに対して、HIV以外の梅毒、B型肝炎、クラミジアの検査結果を書いて返信してくれるようです(大体5日で結果が出るそうです)。
再び待合室で待っていると、15分ほどして診察室へ呼ばれました。
「よろしくお願いします」
と言いながらドアを開けるや否や、白衣を着た先生が手で「OKサイン」をしていました。
HIV検査は結果を聞くときが一番ドキドキして、1秒でも早く結果を教えてほしいものなので、この先生は患者の気持ちが分かる素晴らしい先生だと思います。
保健所では、ゆっくりしたモーションでファイルを開きながら教えてくれる先生や、「検査結果はこちらになります」と言って口頭ではなく最初に書面で見せてくる先生もいた(しかも(-)や(+)に馴染みがないので結果がどちらか分からない)ので、ドアを開けた瞬間に結果を伝えて安心させてくれるのは、非常にありがたいです。
「HIV検査は陰性で問題ありませんでした」
と言いながら、検査に使ったシートを見せてくれました。
このシートの下の赤くなった部分が血を付けた箇所。上の赤く細い線が検査が上手くいったというサイン。そして真ん中の2つの白いラインが赤く染まれば「陽性」判定となるそうです。この白いラインが赤く染まらなかったため「陰性」判定となりました。
「その他、何か聞きたいことはある?」
「写真撮らなくても大丈夫?」
と聞かれ、撮影はまずいかと思って遠慮していましたが、検査シートを撮らせてもらえました。
その後、受付でプチブライダルチェックの10,000円を支払って今年のHIV検査が終了。所要時間は45分でした。
保健所と比べると料金はかかりますが、予約不要・時間指定なし・その場で結果が分かるので、病院でのHIV検査も今後受けていきたいと思います。
【2020年3月】新宿駅前クリニックでの性病検査体験(再検査)
クラミジアの陽性反応が出たので慌てて病院へ…!
先日、新宿東口クリニックで受けた「性病検査の結果」がメールで送られてきました。
HIVの検査結果はその場で「陰性」を伝えられたのですが、その他の「梅毒」「B型肝炎」「クラミジア」の結果はメールでの告知になります。
そして気になる検査結果は、
梅毒:陰性
B型肝炎:陰性
クラミジア:陽性
えっ!?
しかしその結果の下に、
①過去の感染の影響であり、現在は感染していないが抗体のみが残っている
②たとえば咽頭・尿などに感染している
上記の可能性が考えられます。治療歴がなければ抗生剤内服をお勧めします。
と書かれていました。
クラミジアの血液検査(抗体検査)は過去に感染歴があると陽性反応が出る
矢口自身、過去2回のクラミジア感染歴があります(3年前・8年前のいずれも出会い系サイトで出会った女の子から)。
2度目に感染したときの体験談は以下↓。
非公開: 出会い系サイトで「性病(クラミジア)」を一発でもらった体験談【注意喚起】
感染歴がある場合、現在感染していなくても「陽性」反応が出るということでしょうか?
軽く調べてみた結果、クラミジア検査には2つ検査方法があり、それぞれ分かることが違うそう。
尿検査(抗原検査):現在感染している⇒陽性反応が出る
血液検査(抗体検査):現在感染している or 感染歴がある⇒陽性反応が出る
つまり血液検査の場合、現在感染していなくとも過去に感染歴があると陽性反応が出てしまうそうです。そのため治療が完了しているか等の判定には不向きの検査とされているようです。
今回、陽性反応の出た新宿東口クリニックでは初めて血液検査を受けたのですが、まさか血液検査にこんなデメリットがあったとは…!
しかし、もしこの血液検査を結婚前のブライダルチェックでパートナーと一緒に受けた人とかまずくないですか(汗)?尿検査であれば陰性で問題なかったのに、血液検査を受けたことによって陽性反応が出て過去のクラミジアの感染歴がパートナーにバレるという事態になりかねません。もしパートナーと一緒にブライダルチェックを受ける人がいれば、クラミジア検査が尿検査になっているか事前に確認することを強くおすすめします。
新宿駅前クリニックでクラミジア検査を受ける(保険適用)
自覚症状も特に出ていないので、おそらく過去の感染歴から陽性反応が出ている気がしますが、そのままにしておくのも気持ち悪いので再検査を受けに病院へ。
せっかくなので別の病院を探した結果、同じく新宿に「新宿駅前クリニック」という予約不要で受診できる泌尿器科を発見したので、そこでお世話になることに。
新宿東口クリニックは東口でしたが、新宿駅前クリニックは西口にあります。
エレベーターに乗って5階へ。平日の夕方に訪れたところ患者数は約10人と多め。
受付にも看護師さんが4,5人いてテキパキと対応しています。
受付に行くとすぐに、
「初めてですか?」「何科ですか?」
と聞かれました。
性病検査や治療を行うときに一番イヤなのが、受付で看護師さんに、
「今日はどうされましたか?」
と聞かれること…!
これを聞かれて、
「おちんちんに違和感があるので来ました」と言える人がどれほどいるのでしょうか(笑)?
そういう話は同じ空間に複数の患者さんがいる状態ではなく個室で先生と一対一の状態でさせてほしいと切に望む矢口ですが、新宿駅前クリニックでは「何科ですか?」と聞かれるにとどまりました(新宿駅前クリニックは泌尿器科以外に内科や皮膚科も兼ねています)。
「泌尿器科です(小声)」と答えると「では、こちらに記載してください」と問診票を手渡され一安心。
泌尿器科の症状を記載する箇所には、
「※自覚症状を認めない場合は、診察台・検査代・処方箋代・薬代が全て自費になります。」
という注意書きがありました。
矢口の場合、自覚症状は特にありませんが、検査を受けて陽性反応が出た上での診察なので保険適用になるようです。
問診票に、
感染の契機となる性的接触はいつか?
風俗店の利用はあるか?
排尿時の違和感や痛みはあるか?
尿道から膿は出るか?
発熱はあるか?
睾丸の痛みや腫れはあるか?
を記載していきます。
風俗店の利用有無については正直に「あり」にチェックを入れておきました(笑)。
尿検査では採尿カップに入れた尿を自分で試験管に注ぐ
新宿駅前クリニックは患者数と共に先生の数も多く、5つの診察室に次々と患者さんが呼ばれていきます。
矢口も問診票を提出してから5分ほどで呼ばれ、検査で陽性が出たことを伝えると、
「検査と同時に治療を行います。ジスロマックという飲み薬を飲めば93%くらいの確率で治ります。検査結果はネットでお知らせします」
「受付出て右手にあるトイレでカップに採尿して試験管に入れて受付に提出してください」
と言われ診察は1,2分で終了。
渡された紙袋を持ってトイレの個室へ。
これまでおしっこを入れたコップを提出した経験しかありませんでしたが、新宿駅前クリニックはさらにコップから試験管に移すところまで自分でやるようです。
こぼさないように慎重に移し替えて紙袋に入れ受付に提出。
診察代は2,450円、病院での滞在時間はわずか20分でした。
ジスロマックは最初甘くて後味苦い!飲んだ翌日に「陰性」結果が出る
その後、薬局に処方箋を提出し、
ジスロマックSR成人用ドライシロップ
ビオフェルミン
の2つを処方されました。薬代は980円でした。
ジスロマックはクラミジアを治す飲み薬、ビオフェルミンはお腹をゆるめる副作用のあるジスロマックに対してお腹の調子を整える薬のようです。
ジスロマックは空腹時に飲むと効果が強まるため、食事の前後2時間空けて服用する必要があります。中には粉状の薬が入っていてそこに水を入れて溶かして飲みます。味は最初シロップのような甘い味がして直後に苦みがやってきます。
そしてその翌日…。
さすがにまだ検査結果は出ていないかと思いきや、既に結果が出ていました。
新宿駅前クリニックは、公式サイトの検査結果ページに診察券に書かれた6桁の数字と検査日を入力すると、検査結果を確認できます。
その結果は…↓
無事「陰性」でした。
やはり血液検査の陽性反応は感染歴によるものだったようです。
今年の検査は少し長引いてしまいましたが、これで2020年もHIV・クラミジア・梅毒・B型肝炎の全てが「陰性」の結果でした。
今年も安心安全に風俗ライフを楽しんでいこうと思います…!
最後に:HIV検査は検査キットでも行えます
「もしかしたら自分はHIVに感染してるのでは…?」
と不安になり精神を病んでしまう神経症、それを「エイズノイローゼ」と呼ぶそうです。
矢口自身も経験がありますが、「もしかしたら…」というモヤモヤは検査してみない限り晴れることはありません。無駄な不安を抱きながら生きるよりも、サクッと検査を受けてすっきりした状態で人生を全力で楽しみましょう。
また、HIV検査は自宅で検査キットでも行えます。矢口は血を絞り出す工程で「貧血」を起こしてしまい無理でしたが、興味のある人はこちらもご覧ください。
性病歴ありの俺が「性病検査キット」でHIV・クラミジア・淋病を調べた結果www
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
HIVは陰性と結果が出てもウィンドウ期という無症候期があるのも怖いところですよね。
感染経路や曝露量によって、血中にウイルスが増加するのも変わるので、より確実に検査するのであれば感染の機会から3か月以上たってからが良いですよ。
ゆうたさんコメントありがとうございます
ウィンドウ期という言葉初めて知りました
僕も3ヶ月だと思っていたんですが、今回の南新宿では「当相談室では2ヶ月で大丈夫です」と張り紙で書かれていたので検査方法がまた何か違うのかもしれません
私も今年初めてHIV検査に行ってきました。
数年前ピンサロに行った後に風邪をひいて頭痛が続いたことがありもしやと思ってけど『陰性』で安心しました。
やっぱり勇気をもって一度はっきりさせた方が心身ともにイイですね。
保健所でしたが私のところは結果用紙をもらえましたよ。
お体に気をつけて風俗制覇頑張ってください。
ブログ応援してます。
小畑さんコメントありがとうございます
検査お疲れ様でした!
不安を抱えた状態で過ごすより検査を受けて白黒はっきりつける方が精神衛生上良いと思います
用紙をもらえる保健所ってどこでしょう??気になります
今後ともどうぞよろしくお願いします!
矢口さんいつもブログ見てます。
性病の記事も読みました😅
実は先月出会い系で出会ったセフレに性病を移されました。(クラミジアです。)しばらく風俗も行かず彼女以外とはセックスしていないので感染源は彼女で確定です。
そんな女早急に切るべきとはおもうのですが、割と可愛い子なので手放したくありせん😅
どうにかうまく性病に感染してること、病院に行くことを伝えられないものでしょうか?
矢口さんはこのような経験はありませんか?アドバイスお願いします🤲!
baristaさんコメントありがとうございます!
性病の記事も閲覧感謝です(*^-^*)
可愛い性病持ちのセフレ…やっかいですね笑
おそらくいろんな男たちとワンナイトを「生」で楽しんでいるのでしょう
僕が移されたときは「病院で検査した方がいいよ。〇〇の体が心配だから必ず行ってほしい」と伝えました
ただ「次回までに必ず行くこと」「そのときの領収書を見せること」をお願いしたのですが、「行ったけど領収書は捨てちゃった」と分かりやすい嘘をついてきたのでその瞬間にサヨナラしました
関係を続けたいのであればしっかり伝える、そうでないなら何も言わずに立ち去るでいいと思います